チキンティッカとタンドリーチキン
日本のインド料理レストランでカレーセットなどを注文すると、タンドリーチキンが付いてくることが多いので、食べたことがあるという方が多いかもしれません。
タンドールと呼ばれるクレイオーブンでスパイスとマリネした鶏肉をゆっくりとローストして作った、柔らかくジューシーなパンジャブ料理です。
1940年代後半、タンドリーチキンはペシャワールのMoti Mahalレストランでクンダン・ラル・ジャギ、タクール・ダス、クンダン・ラル・グジュラルの3名によって普及し、人気になったと言われています。
1960年代にはアメリカでも人気となり、ジャクリーン・ケネディがローマからボンベイ(現在のムンバイ)へのフライトでタンドリーチキンを食べ、翌年にロサンゼルスタイムズでレシピが公開されたほどです。
このタンドリーチキンの人気はチキンティッカ、チキンティッカマサラ(イギリスの国民食とも言われている)、チキンバターマサラのような多くのバリエーションを生み出しました。
タンドリーチキンとチキンティッカの違いは?
タンドリーチキンとチキンティッカ、料理の見た目、調理法が似ていますが何が違うのでしょう?
簡単に言うと、このような感じです。
タンドール窯で通常は丸ごと鶏1羽もしはく骨付き肉を焼いたしたものがタンドリーチキン、
一口サイズに切って串刺しにし、タンドール窯やオーブンなどで焼いたものがチキンティッカ。
簡単に言うと、このような感じです。
タンドール窯で通常は丸ごと鶏1羽もしはく骨付き肉を焼いたしたものがタンドリーチキン、
一口サイズに切って串刺しにし、タンドール窯やオーブンなどで焼いたものがチキンティッカ。
タンドリーチキンを1口サイズにカットして出したらチキンティッカとも言えるので、結局のところレストランがどっちの名前で提供したいかということにもなります。
ポイント☝
バターチキンカレーと同様にヨーグルトにお肉を漬け込むことで柔らかくなります。
数時間でも問題ありませんが、前日の夜や当日の朝に仕込みをしておくとよりジューシーなできあがりになります。
数時間でも問題ありませんが、前日の夜や当日の朝に仕込みをしておくとよりジューシーなできあがりになります。
それではレシピを見ていきましょう。
今回ご紹介するレシピでは1口サイズにカットした後、串に刺してオーブンで焼いています。
油不使用、マリネして焼くだけの簡単なレシピです。
材料
作り方
①鶏肉を食べやすい大きさに切り、すべての材料を入れてマリネする(1時間~1晩)
②串にお好きな野菜と①を刺すor天板にお肉を並べる
③220度のオーブンで30分程度焼いて完成(余熱時間は除く)
私はBBQ風に長い金属の串に刺して焼いていますが、お肉から水分が出るので、天板に並べた場合しっとりとした焼き上がりになりますのでお好みでチョイスしてください。
チキンティッカから生まれた料理でイギリスで大人気のチキンティッカマサラのレシピはこちらです!
イギリス生まれのカレー、チキンティッカマサラのレシピ
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