イギリスで人気のチキンティッカマサラ
一口サイズに切って、タンドール窯やオーブンで焼いたものものをティッカ(Tikka)と言います。一般的にはターメリック、クミン、コリアンダー、しょうが、にんにくなどのスパイスとマリネして串に刺して焼きます。
必ずしもチキンでないといけないわけではなく、例えばパニールを一口サイズに切ってマリネして焼けばパニールティッカとなるのです。
チキンティッカは元々インドを代表する料理の1つですから、チキンティッカマサラはインドで生まれたものだと思いがちですが、実はイギリスで生まれたインドのフュージョン料理だったのです。
チキンティッカは元々インドを代表する料理の1つですから、チキンティッカマサラはインドで生まれたものだと思いがちですが、実はイギリスで生まれたインドのフュージョン料理だったのです。
このレシピはイギリスのグラスゴーにいたバングラディシュ人シェフが、ソースやグレービーな料理を好む気難しい客を納得させるために生み出した料理と言われています。
今となっては非公式ですが、イギリス人の多くが好む国民食とも言われているほどなので驚きです。
カスリメティとは?
今回はカスリメティ(Kasuri methi, Kasoori methi)という葉っぱを入れています。
なくても美味しく作れますが、もしおうちにあれば是非入れてください。
カスリメティはフェヌグリークの葉で少し苦みはあるものの、とてもいい香りを出してくれるハーブです。
インドカレーやサブジ、パラタなどに使われます。
スパイス料理で毎回使うほどのハーブではないので、小さめのパックを買って新鮮な香りを保つのが良いかもしれません。
それではレシピを見ていきましょう。
材料が多く感じるかもしれませんが難しくはありません。
材料
作り方
①鶏肉を食べやすい大きさに切り、☆のスパイス類とマリネする(1時間~1晩)
②カシューナッツをお湯につけ(20分程度)、ペースト状にする
③フライパンに油をしき、①のマリネした鶏肉にしっかり火が通るまで両面焼く
⑤鍋に油をしき、★のスパイスを入れて炒め、クミンがパチパチなったらみじん切りにした玉ねぎを加えてあめ色になるまで炒める
⑥しょうが、にんにくのすりおろしを入れて香りを出し(15秒程度)、トマトを加えてペースト状になるまで炒める。
⑦コリアンダー小さじ2分の1、ターメリックを小さじ4分の1入れて軽く炒める
⑧④の焼いた鶏肉、カーシューナッツペーストを加え、数分炒める
⑨トマトピューレ、ガラムマサラ、カスリメティ、砂糖を入れてさらに数分炒め、塩で味を調える
➉生クリームを入れてよく混ぜる
⑪火を止めて器に盛り、ご飯、チャパティなどのパンと合わせていただきましょう
トマトベースの甘くてとても食べやすいカレーなので、お子様のいる方にもおすすめです。
オーブンで串刺しにしてチキンを焼くと少しパサついてしまいますが、フライパンで焼くことでとてもジューシーなできあがりになりました。
オーブンで焼く、タンドリーチキン風チキンティッカも食卓を華やかにしてくれる一品です。
レシピはこちらをご覧ください。
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