インドの紅茶

2021/12/05

インド豆知識

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 インド紅茶のあれこれ

紅茶というとヨーロッパ、特にイギリスをイメージしますが、実は紅茶の生産国第一位はインドなのです。確かにインドでは道端でチャイを飲みながら休憩したり、生活に紅茶が浸透しているといえます。しかしインドではもともと紅茶が生産されていたわけではありません。今回は歴史も少し振り返りながら、インドの紅茶について少し知ってもらえると嬉しいです。


インド紅茶の歴史

1650年代、イギリスで初めて紅茶が販売されました。昔からお茶の文化があった中国から、身体によい薬としてプロモーションされていたそうです。当時は砂糖も貴重なものでしたから、この中国のお茶に砂糖を入れて飲むというのが貴族の中でとても流行しました。また、紅茶はシルクロードを渡って運ぶ際に茶葉が発酵し、その味がイギリス人のお口に合った、偶然の産物だったのだとか。


インドで紅茶が栽培さ荒れ始めたのは1850年頃、イギリスによる植民地経営でした。イギリスが持ち込んだ茶葉がどこでうまく育つのか当時はわからなかったため手探りだったそうです。やっと見つけた紅茶を栽培するのに適した3か所(後述)が現在の主な生産地となったのです。そして1900年頃までに農園が急増し、インドが紅茶の一大生産国となりました。当時イギリスの東インド会社は紅茶の輸入を独占し、マネジメントすることで大英帝国の繁栄に一役買っていました。


お茶の種類

そもそも紅茶とは何なのでしょうか?
日本では緑茶、中国では中国茶など、紅茶以外にも様々なお茶があります。
それぞれどのように分類されているのでしょうか?

◇紅茶(100%発行した葉)

◇ウーロン茶(半発酵させた葉)

◇緑茶(発酵していない葉)

◇ホワイト(未発酵、かつ手摘みのデリケートな葉)

◇フレーバーティー(お茶の香りを高めるため、あらゆる種類の葉にフレーバーを加えたもの)

基本的に茶葉は一緒なので、発酵度合いによって種類が変わるのですね。


インド紅茶の生産地

インド国内には3か所の有名な生産地、ダージリン、アッサム、ニルギリの3か所があります。それぞれ見ていきましょう。



ダージリン

ダージリンティーはご存知の方が多いでしょう。高山で気温差の大きいダージリンは紅茶を栽培するのに最も適した場所だそうです。80か所程度の農園しかなく、基本的に輸出専門の茶葉です。紅茶は1日で味が変わるるため、仕入の際には、いつどのタイミングで仕入を行うか見極めるのがとても難しのだそう。3月から収穫が始まり、年に3回収穫時期があります。

◇ファーストフラッシュ(春摘み)

◇セカンドフラッシュ(夏摘み)

◇オータムナム(秋摘み)

飲んで判別するのはプロではないので正直難しいですが、私はファーストフラッシュが苦みが柔らかく、より飲みやすいと感じました。軽やかで繊細な味を持ち、程よい苦みと甘みを感じられるものが美味しい紅茶だそうです。また、ダージリンティーは砂糖などは入れずにそのまま飲むのが基本です。


アッサム

アッサムティーもよく聞く名前ですね。こちらはダージリンとは違い、川が近くを流れる平地にあります。アッサムは唯一のインドオリジナル(自生)の品種です。
しっかりした味、色が出るため、インドではアッサムティーを砂糖やミルクを加えてチャイとして飲んでいます。
アッサムには下記の2種類の茶葉があります。

◇オルソドックス(カットしていないもの)

◇CTCCrush, Tear & Curl:カットしてカールさせたもの)


ニルギリ

ダージリンと同様の高山で栽培されており、南インドに位置しています。フルボディと言われる紅茶で、香りや苦みなどがダージリンとアッサムの中間くらいです。
中途半端という人もいれば、それがいいと言う人もいる品種です。

美味しくお茶を飲む方法

ではどのように淹れたらお茶をより美味しく飲むことができるのでしょうか?
5つのポイントをご紹介します。

◇水質
基本的な条件です。塩素のにおいや味がしない適度な硬度の水を使います。

◇水の温度
高温のお湯を使うと茶葉が焦げてしまうため、紅茶は95度前後でそれ以上のお湯は使いません。緑茶は85度以下、白茶、ウーロン茶は75度以下です。

◇ティーポット
お茶の種類によって使い分けをします。
紅茶は陶器、ガラス、金属、鋳鉄、ウーロン茶は粘土のティーポットを使います。
ティーポットを洗う際には、洗剤は使わないそうです。

◇茶葉の量
紅茶は150mlの水に対して2g(小さじ1程度)の茶葉です。
白茶、中国緑茶、ウーロン茶は1杯につき1つまみ、日本の緑茶は2杯でティースプーン1杯の茶葉です。

◇待ち時間
種類や収穫時期によって異なります。
紅茶は3~5分、緑茶は1~5分、白茶は5~7分です。
淹れてからすぐに飲むのではなく、少し置いて空気を入れると甘みが出ます。

いかがでしたか?
淹れ方のコツを参考に、日々のティータイムをもっと楽しんでくださいね。

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