ムガル帝国時代に生まれたビーフニハリ
北インド、パキスタン、バングラディシュで食べられているシチューです。ニハリはアラビア語の”Nahar(朝)”が語源です。ムガル帝国時代が起源の料理と言われており、かつては朝のお祈りの後の朝食として食されていたようです。ニハリはオールドデリーで発展しましたが、パキスタン独立時に、多くのムスリムの移民がデリーからカラチへこの料理を持っていき、パキスタンにも広まったと言われています。現在でも数時間煮込み、お肉をほろほろにする手間のかかる料理ですが、当時は6~8時間かけていたそうです。
ニハリマサラをブレンドする
まずはオリジナルのニハリマサラを用意しましょう。
どんな香りにしたいかで分量を調整してください。
材料
作り方
①鍋に3カップの水、牛肉、しょうが1片、にんにく2片、シナモンスティックを入れて、あくを取りながら弱火で2~3時間煮込む
②フライパンに油をしいて玉ねぎをあめ色になるまで炒め、残りのしょうが、にんにくを入れて香りを出す
③②に①のビーフストックをお玉2杯分くらい入れ、数分煮込んで玉ねぎを柔らかくする
④水分がある程度飛んだら、牛肉をそっと加え、チリ、ニハリマサラと混ぜて数分肉が崩れないように炒める
⑤残りのビーフストックを入れて10分程煮込む(少なければ水を足す)
⑥70mlの水に溶いた小麦粉を加えてさらに10分程煮込む
⑦お皿に盛って、ご飯やチャパティのパンなど一緒にどうぞ
北インドの無発酵パン、チャパティのレシピはこちらです。
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